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ゼップバウンド
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ゼップバウンドとは？
ゼップバウンド（一般名：チルゼパチド）は、GLP-1（グルカゴン様ペプチド-1）とGIP（グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド）の2つの受容体に同時に作用するデュアルアゴニストと呼ばれる新しい肥満症 治療薬です。週1回の皮下自己注射によって投与され、2024年12月に日本で肥満症の治療薬として承認されました。この薬は食欲中枢に作用して満腹感を高め、空腹感を抑制することで無理のない体重減少をサポートします。開発元の米イーライリリー社では2型糖尿病治療薬「マンジャロ®」として先行発売されていた薬剤であり、その高い減量効果に注目が集まっています。
ゼップバウンドの特徴
ゼップバウンドは持続性のGIP/GLP-1受容体作動薬であり、体内のインクレチンホルモン（GIPとGLP-1）の作用を模倣することで食欲抑制と血糖値調節に寄与します。
具体的には、胃の内容物排出を遅らせて満腹感を持続させ、膵臓からのインスリン分泌を促進して肝臓での糖新生を抑える作用があり、食事摂取量の削減と血糖コントロールの両面から減量を支援します。肥満症の新たな治療選択肢として、ゼップバウンドは平均して1年で体重の15～20%もの減少をもたらすことが報告されており、従来の肥満治療薬（例えばGLP-1単独のウゴービ®で約10～15%減）を上回る画期的な効果が期待できます。 また、ゼップバウンドは最大15mgという高用量まで漸増できる点も大きな特徴です。国内臨床試験（SURMOUNT-J）では、72週時点で15mg投与群が平均22.7%の体重減少を達成し、プラセボ群（1.7%減）に対して有意な優越性を示しました。このように高用量まで対応可能なため、より大きな体重減少を必要とする方にも適した治療オプションと言えます。
なお本剤は、日本では約30年ぶりの新しい肥満症治療薬（2023年承認のセマグルチド製剤ウゴービに続くもの）であり、その登場により肥満症治療の選択肢が飛躍的に拡大しました。
使用方法
ゼップバウンドは専用のペン型注入器（アテオス®）による週1回の自己注射で使用します。以下は一般的な使用手順です（必ず医師の指示と添付文書に従ってください）。
ステップ１
準備
冷蔵庫からゼップバウンドのペンを取り出し、使用前に次の点を確認してください。
以下をチェックしてください。
・使用期限：有効期限が切れていないこと
・製剤の状態：未使用でキャップが閉まっており、破損がないこと。薬液に濁りや異物がなく、透明無色であること（多少の気泡は問題ありません）
・注射部位：お腹（へそ周りから指2～3本離れた箇所）、太もも（前面）、または二の腕（上腕部の外側）から選択できます。毎回同じ部位に続けて打たないようにし、少なくとも2～3cm離れた場所に交代で注射してください。選んだ部位は消毒綿で消毒して清潔にします。
ステップ２
キャップを外す
ゼップバウンドのペン先にある灰色のキャップを真っ直ぐ引いて取り外します。ペン内部にはあらかじめ細い注射針が内蔵されています。針は透明なカバーに隠れているため、カバー部分には触れたり押し込んだりしないでください。キャップを外した後、製品によっては注入ボタン側のつまみを回してロックを解除する必要があります。準備が整うまではキャップを外さないよう注意しましょう（無理にひねると破損の原因になるため、必ず真っ直ぐ引いて外します）。
ステップ３
ゼップバウンドの投与
ペンを握り、透明な先端部分を皮膚に垂直にしっかり押し当てます。その状態でペン上部の紫色の注入ボタンを押し込むと、カチッという音と共に自動的に注射が開 始されます。
引き続きペンを皮膚に押し当てたままにし、約10秒間ゆっくり数えてください。途中で2回目のカチッという音が鳴れば注射完了の合図です。
注射が終わるまでペンを離さずしっかりと押し付けておくことが重要です。完了後はペンをゆっくりと垂直に引き抜き、注射部位を消毒綿で優しく押さえましょう。
ゼップバウンド価格表
当クリニックでは、ゼップバウンドのご購入に際し、診察料及び送料を無料でご提供いたします。安心してお求めいただける価格です。以下に、詳細な価格表をご覧ください。なお、1本のみご購入の場合は、別途2,000円の手数料を頂戴しております。複数本ご購入の場合は、手数料はかかりません。
ゼップバウンド2.5mg
4本: 24,000円
診察料: 0円
配送料: 0円
ゼップバウンド
5mg
4本: 40,000円
診察料: 0円
配送料: 0円
ゼップバウンド
7.5mg
4本: 56,000円
診察料: 0円
配送料: 0円
ゼップバウンド
10mg
4本: 66,000円
診察料: 0円
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ゼップバウンド
12.5mg
4本: 78,000円
診察料: 0円
配送料: 0円
ゼップバウンド
15mg
4本: 91,000円
診察料: 0円
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クレジットカード（VISA、Mastercard、JCB、AMEX）銀行振込での決済が可能です。
診察料・配送料無料
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オンラインでの薬処方までの流れ
日本橋クリニックではオンラインでゼップバウンドの処方が可能です。
ステップ２
オンライン（電話）での診察
ゼップバウンドのオンライン診療のWEB予約が完了すると、WEB問診票が送られてきます。予約日時に、WEB問診票の情報をもとに、日本橋クリニックの医師がオンライン診療を行います。オンライン診療の方法は電話によって行われます。
よくある質問
Q.どのぐらいで効果が現れますか？
個人の体質や生活習慣、体重の状態によって異なります。ゼップバウンドは比較的早期から食欲抑制効果が現れますが、減量のペースには個人差があります。一般的に数週間～数ヶ月で徐々に体重減少がみられますが、具体的な期間は医師と相談の上で決める治療目標やプランによります。途中経過で効果が十分でない場合も含め、定期的に医師と相談しながら最適な治療計画を立てることをおすすめします。
Q.副作用はありますか？
ゼップバウンドの主な副作用として、悪心（吐き気）や嘔吐、下痢、便秘、腹痛などの胃腸症状が報告されています。これらは治療初期に見られやすいですが、多くの場合は時間と共に軽減します。また、注射部位の発赤・かゆみなど局所反応が生じることもあります。まれに急性膵炎や胆嚢炎など重篤な副作用が報告されていますので、強い腹部の痛みや体調の異変を感じた場合は速やかに医師にご相談ください。
Q.ゼップバウンドは他の薬と併用しても大丈夫ですか？
ゼップバウンドは一部の薬剤との併用に注意が必要です。特に糖尿病治療薬をお使いの場合、併用により低血糖のリスクが高まることがあります。現在服用中の処方薬やサプリメントがある場合は、必ず事前に医師へお知らせください。オンライン診療の際に医師が確認し、必要に応じて安全に併用できるよう調整しますので、自己判断で中止・変更せずご相談いただければ安心です。併用注意薬を含め、医師の指示に従って正しくご使用ください。