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トピラマート（トピナ錠）
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トピラマート（トピナ錠）とは？
トピラマート（トピナ）は、元々はてんかんの治療薬として開発されましたが、治験中に食欲低下、体重減少の副作用が認められたことから、副効果として過食症、肥満症に使用されるようになりました。トピラマートは食欲低下作用があり、過食症の治療に用いられます。過食症への有効性が示されており、過食の頻度の減少とともに、過食による肥満の改善も得られることが報告されています。
また、トピラマートは体重減少作用も有しており、米国では、フェンテルミンという薬との合剤（医薬品名：QSYMIA）で、肥満症の治療薬としても承認されています。
フェンテルミンは日本では承認されていないので、日本で抗肥満薬として承認されているサノレックスと併用することで効果が期待されます。
トピラマート（トピナ錠）の特徴
トピラマートは、電位依存性ナトリウムチャネルとカルシウムチャネルを阻害し、GABA（γ-アミノ酪酸）受容体の活性を高めることでてんかん発作を抑制します。また、炭酸脱水酵素を阻害し、食欲を抑制することで減量効果を発揮すると考えられています。
使用方法
必ず医師の指示に従い、個別の状況に応じて調整が必要です。
（必ず添付文章に従って服用してください。）
当院ではサノレックスとの併用でのみトピラマートを処方しております。
ステップ１
医師との相談
トピラマートの使用を開始する前に、医師の診断を受け、メディカルダイエットとしての適用が可能であるかを確認します。肥満度や健康状態を評価し、トピラマートが適切な選択肢であるかを医師が判断します。
ステップ２
処方を受ける
医師の処方に基づき、トピラマートを処方されます。処方量や服用方法は個人の健康状態や治療計画によって異なるため、医師の指示に従うことが重要です。
ステップ３
服用
トピラマートは1日1回1錠もしくは2錠を夕方または就寝前に服用してください。食前、食間、食後を問わずに服用できます。
1日1錠で服用を開始して、1週間で2錠に増やすことができます。服用時間や間隔は医師の指示に沿って厳守してください。
ステップ４
効果のモニタリングと健康管理
トピラマート服用中は、体重の変化を定期的にモニタリングし、副作用や身体への影響を注意深く観察します。食事療法や運動療法との併用が推奨されるため、これらの取り組みも合わせて行います。定期的な医師のフォローアップを受けることも大切です。
オンラインでの薬処方までの流れ
日本橋クリニックではオンラインでトピラマートの処方が可能です。
ステップ２
オンライン（電話）での診察
トピラマートのオンライン診療のWEB予約が完了すると、WEB問診票が送られてきます。予約日時に、WEB問診票の情報をもとに、日本橋クリニックの医師がオンライン診療を行います。オンライン診療の方法は電話によって行われます。
よくある質問
Q.どのぐらいで効果が現れますか？
トピラマート服用開始から4週目までに、プラセボ群と比較して有意な体重減少を示したデータがあります。個々の体質や生活習慣、体重の状況などにより、効果が現れるまでの時間は変わると思われます。したがって、具体的な期間については医師と相談した上で、個々の状況に応じた最適な治療計画を立てることをお勧めします。
Q.副作用はありますか？
トピラマート服用にはいくつかの副作用があることが知られています。これらには、口が渇くこと、便秘、吐き気、睡眠に関する問題、胃の違和感などが含まれます。精神的な影響としては、めまいや眠気が挙げられます。この薬はアンフェタミンと似た作用を持つため、依存症や、より深刻な副作用である肺高血圧症のリスクがあり、そのため長期にわたる使用は推奨されていません。
Q.トピラマートは他の薬と併用しても大丈夫ですか？
トピラマートは、一部の薬と併用する際に相互作用が生じる可能性があります。そのため、他の薬を服用している場合や、サプリメントやハーブ製品を使用している場合は、必ず医師に相談してください。医師は、あなたの現在の薬やサプリメントとサノレックスの併用が適切かどうかを判断し、安全性や効果を最大限に確保するための指示を提供します。併用が問題ない場合でも、医師の指示に従い、注意事項や用量について確認しておくことが重要です。日本橋クリニックでは、オンラインで診療可能ですので、電話やビデオ通話で服用についてご相談も可能です。